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PDDの子どもをもつ家族の支援研究グループ・育児ライフスキルプログラム研究会
許可なく、このサイトのコンテンツの使用を禁止します。制作、著作 浅野みどり。
プログラムの目的と対象
プログラムの目的と対象

●目的;広汎性発達障害PDD(pervasive developmental disorders)の幼児を養育中の家族の育児に関するライフスキルを促進するとともに、母親の育児困難感を癒し、家族の強みや機能を促進することによって、家族全体のQOLを向上する。

●対象;発達障害のお子さんとその家族。

研究の背景と意義

●広汎性発達障害PDD(pervasive developmental disorders)の発現頻度は人口の1%を越し、同胞発生は増加傾向にある(原,2004)

●子育て充足感が低く(澤江,2000),家族は社会の理解不足や誤解にストレスや悩みを抱え(浅野, 2003)、虐待の高危険因子(杉山,2004)の恐れ。

●PDDの増加は診断技術や乳幼児健診でのスクリーニング向上の結果だが、スクリーニング技術の進歩に比べて、発見後の支援技術開発が不十分。

●家族の不安やストレスの軽減,ライフスキルの獲得を図る支援が適切に提供できない現状から、QOLの向上を促進できていない。

プログラムの前提となる理念

1. Strength Approach

2. Promote Self Care

3. Family System Approach

4. Promote Communication

5. Suffer/solution

6. Collaboration

プログラムの目標(ゴール)

●PDDの幼児を養育する母親の育児ストレス(PSI-SF)が低下する。

●家族の子どもの障害・行動に対する認識変化と癒しスキルの獲得が促進する。

●家族自身が自分の家族の強みに気づき、家族の評価が向上する。

●家族のコミュニケーションが促進され、家族機能が向上する。

●家族(母親)の主観的健康状態が改善あるいは維持される。

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